日本の文化は「畳」と共に
日本の文化の多くは中国大陸から伝わった物が多いのですが、畳は日本にしかない固有の文化です。
畳の原点となる物は古代から存在しましたが、現在のような厚みがあり、常に地面に設置しておく物ではなく、むしろやござといった薄い敷物のような物でした。
使わない時は部屋の隅に畳んで置いたことから、それらの総称をタタミと呼んでいたと言われています。現在の畳の姿に近付いたのは平安時代に入ってからのことです。
以降、畳は湿度が高く変化に富む日本の気候に合わせた進化を遂げて現在まで続いています。